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2017年7月18日火曜日

安倍内閣が倒れたらどうなるだろう


ツィッターで懇意の夢見父さんと同じタイトルで、それぞれ記事を書く許可を得ました。

夢見る父さんのコツコツ投資日記「安倍内閣が倒れたらどうなるだろう」(リンク)

将来観にどれくらい違いが出るでしょうね。

先輩ブロガーと初共演(大げさ)ということで、光栄半分、アホかと思われないかという心配半分(ぶっちゃけ半分以上)な気分でございます。

【安倍政権に変わる政権の担い手が見当たらない】

(1)民主党政権前の自民党政権(麻生政権も八方塞がりだった)

民主党政権は、日本史上、無政府状態の期間として年表が、東日本大震災発生から自民党政権奪回まで、何もなかったことになると思うんですけど、民主党政権になる前の自民党を少し思い出してみます。

もう麻生総理大臣が、万策尽きて、定額給付金なる現金のバラマキで票を買おうとしたくらい、経済政策、財政再建策、もう何もできない状態で、

「責任政党 対 民主党マニフェスト」

の対決構図で自民党は大敗したのでした。

記録的な円高と株安でも、「株があがると喜ぶのは一部の富裕層だ」と年金運用のことも知らずに、また、円高のインタビューで一国の宰相が「そういう話に疎い」ということで、民主党政権は呆気なく降板したのでした。

(2)アベノミクス登場

ワタシの記憶が定かでないですが、田中角栄首相の日本列島改造論以来の本格的な政策を背負って安倍政権が誕生しました。

アベノミクスの中身はここでは割愛するとして。

今、日本は未曾有の量的金融緩和(お札をたくさん刷って市場に流すこと)をガンガン続け、さらにマイナス金利(日本銀行から民間銀行への貸出金利。つまり置いておかないでどんどん市場に貸し出せという荒療治)策を採っています。

金融機関の根幹は、企業や個人にお金を貸出して、利息をつけて返済してもらうこと。

このために、貸出す前にその企業や個人の返済能力を審査したり、また借りたお金で何をするのか、という指導をする役目がありました。

事業がうまくいけば企業は大成功ですし、銀行も確実にお金が利息つきで帰ってきます。

でも、古くは2000年頃のITバブル、リーマンショックや金融危機などで、金融機関は不良債権に対してがんじがらめに規制を受けることになります。

その結果、今、日本の金融機関の根幹は、個人相手のカードローンの金利収入(街金融並みの高金利)や投資信託など金融商品の販売手数料となっています。



金融機関による民間企業に対する設備投資や新規事業の起ち上げ方などの指導能力も失われてしまったのです。

ということで、アベノミクスが狙った企業への貸出が滞ってしまっているんですね。


(3)アベノミクスの後始末は、安倍政権の次の政権

でも、今のアメリカのように、やがて金利を上げて、市場にあふれたお札を回収し、金融市場の正常化をはかることが必要になります。

となると、金利は高い通貨にしといた方が得ということで、米の金利を日本が抜くと、金利の有利な円に殺到する結果、近い将来、円高に向かうでしょう。

となると、円高は、たとえば1ドル=100円だったのが、1ドル=80円になるような感じ。

企業は海外で商売して100円儲けたものが、80円になってしまうわけです。

ということで円高=業績低下=株安

の民主党政権時代の悪夢が再現することになりますね。

これをアベノミクス級の大掛かりな仕掛けを考えている人が次の政権の中枢に座るのかどうか。

おまけに安倍政権の終焉には、東京オリンピックが終わります。

ここに夏季オリンピック開催国の開催前年・開催年・開催翌年の成長率の資料があります。
(出典:http://style.nikkei.com/article/DGXDZO45592940R30C12A8W14001?channel=DF210220171905&style=1

ということになりますね。

東京オリンピックの先には、先の東京オリンピックのように高度経済成長時代が待っていないどころか、すごい経済規模の縮小、超弩級の不景気が待ち構えています。

(4)景気浮揚策と財政再建のジレンマ

もう東京オリンピックで東京都の財政はヘロヘロ。

国は、少子高齢化、人口減少、先進国の中でダントツの国債発行額GDPの2.5倍。

いい加減、安倍政権の次の政権は、否が応でも選挙で票にならない財政再建に取り掛からねばなりません。

GDPは維持、向上したいから企業誘致、法人税減税、という与党と、
労働者から搾取してる企業が溜め込んだ内部留保を吐き出させて法人税増税、という野党。

いずれにせよ。将来世代に禍根を残す残さない前に、いい加減、円の信用に関わってくると思います。

日本は、対外国の債権国(貸出をたくさん行っている国)ということで円の信用は今はまだあります。

ですので、マイナス金利の今でも、海外のどこかでクーデターとか何か政情不安とか起きると、安全通貨として円が買われ、円高になるのは現時点での話。

でも国内を見ると、国債という名の借金は破裂寸前で、過去の国債の利息を払うために新規国債を発行しているくらいです。

これに大なたを振るって、財政再建しなくてはなりません。

そうなった時、ワタシは、未来永劫財政再建する目処は立たず(理由のひとつは下記の章に書きます。)、未来永劫、円安=金利が新興国なんかより高い。。。と見ています。

円安となって、円の価値が下がると、インフレになる。

1箱1ドル=80円で買えてたタバコが、1箱1ドル=8000円とかになることが考えられます。


【直下型大地震に為す術がない東京オリンピックの中枢地区】

東京オリンピック招致の当時の猪瀬知事が自慢げに記者団に披露した東京オリンピックの競技場や選手村のジオラマを見て、ワタシと同じく目が飛び出るくらい驚いた方々がどれだけいるか。

一部の投資家のみなさんにわかりやすく言えば、インデックス投資ナイトのお台場の会場周辺です。

あの〜、あのあたりはゴミ処理場だったんですよね。海をずっとゴミで埋め立てただけ。

ワタシが小学生の時、社会科で習った当時の名称「夢の島」と呼ばれていましたが、こんな感じでした。
この下は、ちょっと掘れば、東京湾です。もちろん。海です。

それが今は、こうなっています。インデックス投資ナイトはフジテレビビル(左奥)の手前(左手前)あたりでしょうか。
あの〜、ちょっと掘れば、上の白黒のゴミがたくさん出て来ると思うんですけど、東京オリンピックや選手村、競技会場は、この「夢の島」の上にできた「臨海副都心」という名称のエリアに設けられることになります。

臨海副都心から臨海の首都高速に沿って走るエリアは東京ディズニーランドがある舞浜駅の先まで、「ゼロメートル地帯」といって、海抜0メートルです。海面と同じ高さなんですね。

そこに今、高層分譲マンションがガンガン経てられています。

ワタシの家からは、近所の東京湾下のトンネルでオートバイでビュンと流せば、10分くらいで着けますが、ちなみにワタシの家から、かなり内陸寄りのところに、日本史で有名な大森貝塚があります。

ということは、これら夢の島だけでなく、ワタシの家付近は、太古の昔は、海の底だったということになります。

緊急時の避難場所は、海抜2.3メートルという看板が目の前にあるワタシの家から、東京湾に面した大井競馬場付近になります。

まぁ、こんな感じなので、石川県出身の森喜朗先生とか知らないのかもしれませんが、こんな脆弱な場所に

後世に残るレガシー(遺構)遺産を造る」

という野望の根拠が一切理解できません。

オリンピック大会の最中に東京湾の直下型地震があれば、建物、施設、エリア的、全員東京湾に沈むでしょうね。

夢の島に埋まってたゴミだらけの海面だけになるでしょうね。東京湾は。

ワタシは今、50歳ですが、東京オリンピックや安倍政権の終わりの前だか後だかわかりませんが、このように、東京の湾岸地域の地図が激変するくらいに壊滅するでしょうね。

観光地で有名な、東京湾にかかるレインボーブリッジも、そんな旧「夢の島」の間をヒモで繋いだようなものなので、そのまま崩れて沈むでしょう。

そういう意味で、ワタシは、その日が天寿なのか、もしくはその日で天寿をアブノーマルエンドさせられることになるかと思いますね。

たぶん東京湾と陸地の境界線は、江戸時代の古地図のように大きく内陸に後退するでしょうね。

さて。こんなガタガタになった首都東京は、

  • 未曾有の不景気
  • 財政再建急務
  • 少子高齢化、人口減少による税収減少
  • 海外への企業流出
  • 電気・ガス・水道のライフラインの老朽化

という貧乏国と化した日本の力で回復可能なのでしょうか?

ってゆうか、下手すると、九州南部や四国全域・関東北部まで水没とかで、日本海側と東北・北海道と九州北部と沖縄くらいしか残ってないかも知れませんね。

国会議員が今、臨時国会まで開いて、熱心にやってるのは、

  • 加計学園問題
  • 蓮舫議員の二重国籍問題
  • 森友学園問題

ですからね。つい最近までやってた本国会もこれだけでしょ?
これに加えて、せいぜい共謀罪程度。

上記将来の真の日本の課題が言葉だけ出てくるのは、国会議員、自治体議員の選挙公約の時だけです。

<結論>

いろんな意味で、日本は経済的に物理的にも破綻、壊滅的ダメージを負うと思います。

ワタシとしては、世界経済インデックスファンドを使って、日本株式・日本債券の割合を最低にしつつ、海外株式・海外債券に極端にシフトして、なるべく円資産を減らすように備えています。

将来に良い材料の見当たらない日本は、長期投資の投資先としては不適切と考えます。
出典:http://style.nikkei.com/article/DGXMZO18592010X00C17A7000000?channel=DF280120166593


どっちにせよ、少子高齢化で労働人口激減と人口減で市場縮小で、財政再建や社会保障のツケを消費税・所得税増税に頼ると選挙で大敗するから、法人税増税に頼り、円安(円から外貨に換算すると大ダメージ)で労働人口減少と市場としても国民の人口が小さいという市場も生産能力も低くて法人税ばかり高い日本から、まともな企業は海外へと出ていくと思います。

ので、南海トラフが来ようが、座して死を待つにも生産拠点としても消費市場としても本拠を置いておくにも全く妙味がない日本の将来には明るい材料は見つかりません。


4 件のコメント:

  1. 以前から拝見していましたが初めてコメントします。
    夢見父さん(?)とのコラボとは驚きました。
    自分はいくつか記事を読んで、僻み/嫉み根性から
    発想する記事に嫌気がさしてすぐ回覧をやめてしまったので。
    いっさんとはなにか共通項があったようですね。

    私の実家もいっさんの実家のそば(目黒区)で、母の介護を(たまに)
    やってます。年代も近いし、億り人も共通、中道(世間的に右派か)も
    似ています。そろそろリタイヤしようと思ってます。

    インデックスファンドへの重点投資も同じですが、
    自分は世界経済インデックスファンドに全てを委ねるほど
    人間ができていないようですので(笑)、ちまちまとMSCI連動の
    インデックスファンドを自分なりのアロケーション構成で
    心地よいバランスにしています。

    今後もアクティブな情報発信をよろしくお願い致します。

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    1. popoさんこんばんは。
      コメントありがとうございます。
      いろんなブログがありますんで心休まるブログを渡り歩いてくだされ。
      同世代かぁ。もういろいろやり尽くした感がワタシにはあります。
      ゆっくりしましょうお互いに(笑)
      またコメントくださいね。

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  2. いっさんごぶさたです。天災リスクは怯えすぎのような気がしますが概ね同意。わからないのが円安がいつ何をきっかけに円高に転換するのか、なた長期的に円安になるのも何がきっかけなのか、読みきれないなあと考えています。現座右投資額の内の15%しか日本を買ってない、まあまあ好調だけど遊んで暮らせるほどでもない。自分は各国の経済の動きを知るのは好きなので、インデックスファンより地域ファンド中心です。この先どうなるのかなあ。

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    1. Masat0K0jimaさん、ご無沙汰しております。
      出身地の八王子市と比べると、今住んでる地域の地盤の緩さは段違いなものがあります。
      小さな地震でも揺れ方が波の上にいる感じというか緩いです。もう人生の半分以上がこっちで暮らしてるので慣れましたが、八王子のガッチリした揺れと違いますね。
      まぁ為替も金融の中で一番予想が難しい世界と言われていますので難しいですけど、やがて安倍政権の次の政権が金融正常化するためにマイナス金利を是正しないといけないので、米国の金利を上回らざるをえない日が来るのは必至。そこで円高が定着する感じ。ここいら辺でワタシたちは還暦くらいなのかなぁ。財政再建に失敗して日本の国債がいつデフォルト危機を迎えるかですね。団塊の世代が逝去して一気に預金率が低くなりますから債券を引き受ける銀行の預金残高が一気に減るはずなんですよね。政府は金利上がってハイパーインフレで国債の債務額の価値低下を狙っておるようですが、円の信用が低下すると円安のまま戻らない。ということで、どんなカタチであれ国際分散投資をお続けください。
      またコメントくださいね。待ってます。

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