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2017年1月3日火曜日

検証:インデックスファンドに複利効果があるのか


今回は、複利の話です。

複利って何?というのは、ちゃんと説明しますので、まずはお付き合いください。

ワタシ自身では、手に余る難題であり、専門家も意見が分かれるところであり、ビシっと答えが出ていることではありません。

ツィッター上でよく遊んでくれていて、不動産投資やFX投資でもうそれで食えてるプロである堀田かつひこさんのサイトにイチ読者として質問をぶつけてみました。

ご多忙な方なので、半年くらい先でいいやと返答まってたら、爆速でブログ買いてくれました。

【1】堀田かつひこさんの秀逸なサイト

まず堀田さんの人気サイトを紹介させてください。

必見 ノーロード投資信託徹底ガイド

「ノーロード」というのは、投資信託を買付けする時に毎回取られる販売手数料がタダの投資信託を意味します。

ワタシが買ってる投資信託や、投資ブロガーが買ってるような投資信託は、大抵「ノーロード」です。

堀田さんのこのサイトは、

  • いろんな投資信託について、初心者・入門者・これから始めようという方々でもわかるように、詳しく解説してくれていること。
  • 過去のたくさんの投資信託への論評が、カテゴリ別に整理されていて、さらにサイト内検索機能も付けてくれていて、知りたい投資信託にすぐ到達できたり、類似の投資信託を比較検討するのがすごくやりやすい。
  • 「買い」か「買うべきでない」か、堀田さんの意見で、一刀両断に言い切っている。容赦無い評価です。その投資信託の関係者各位に顔を立てるとかそういう気は一切なく、もう、「ワタシだったら」買う・買わない、また「買うに値しない」とまで言ってて、よくも苦情が来ないなと思うくらい痛快な論評です。
というあたりが、ワタシの見る堀田さんのサイト評です。

お世辞抜きに、ワタシが知ってるサイトの中では、ダントツでトップだと思います。

【2】複利と単利についての理解

堀田さんにぶつけた質問そのものを理解する上で、複利と単利について説明させてください。

金利10%で、元本100円の場合。

①複利

100円は、まず110円になります。元本100円で金利10円ですね。

110円は、121円になります。元本110円で、金利11円ですね。

121円は、133円になります。元本121円で、金利12円ですね。

133円は、146円になります。元本133円で、金利13円ですね。

ということで、100円はあっという間に、146円になります。

理解の仕方として、元本に金利が付いて、次の元本は元本に金利が足された金額が元本となり、その元本に金利がかかります。

これが雪だるま式に増えていくという理屈です。

カードローンとか消費者金融で借りると、複利です。返済は全額でなく一部の場合、金利の返済として扱われ、元本は減りません。

ですからドツボにハマっていくということになります。

②単利

100円は、まず110円になります。元本100円で金利10円ですね。

次も元本100円のままで、金利10円。110円のまま。

次も元本100円のままで、金利10円。110円のまま。

次も元本100円のままで、金利10円。110円のまま。

複利は二次曲線で増えていき、単利は一次直線で増えていくイメージです。


【3】教えて!堀田さんっ!

「投信で長期投資して複利で雪だるま式に殖やしていく」ということが専門家の本にも書いてあったりします。

でもね。複利と単利を理解したところで、私たちは、投資信託の長期投資を、複利と捉えるとか、単利と捉えるのか、どう捉えればいいのでしょう

ということで、このワタシの質問への解答をいただいた堀田さんのサイト。

「インデックスファンドは、ベンチマークを含めて『複利効果』はあるのか」

これ、読んでください。

結論としては、
とまとめられています。

堀田さんをもってしても、難しい問題です。

ワタシの結論を返します。

【前提の整理】

  • 投資信託は、上記の単利・複利のモデルように、金利が確定しているわけではない。変動するし、上下します。
  • 投資信託は、元本と金利という構造ではなく、投資元本と評価損益の関係である。積み立てていれば、投資元本は増えていき、一括投資だと投資元本は横ばい。
  • 投資信託で、上記の単利・複利のモデルに近いのは、口数である。口数は売却しなければ絶対に減らない。積み立てていれば口数は増えていき、一括投資だと口数は変わらない。
  • 投資信託の資産評価額=基準価額×口数 である。基準価額は変動する。口数は売却しない限り減らない。基準価額によって、資産評価額は変動する。
【ワタシなりの結論】

  • 投資信託は、複利と言い切れないけど、単利と言い切ることもできない。
  • 投資信託における投下資本(元本)には、自分で積み立てていかないと加算されない。 ※分配金再投資は、分配金の分、基準価額が減るので、複利と言えない。
  • 口数を殖やすのは積立しかない。基準価額が変動するので、積立していても資産評価額が必ず殖えるわけではない。
  • ゆえに、投資信託が、複利の雪だるま式に二次曲線でグーンと伸びる保証はない。
ということでしょうか。

資産評価額=基準価額×口数

でも、積立によって口数を確実に増やしながら、世界の経済成長によって基準価額が長期的に右肩上がりになるのを信じましょう。


それは、複利のように雪だるま式に殖えないかも知れないです。

でも、長期投資を実践するのであれば、長期的な地球規模の成長を信じること。

成長が信じられない、雪だるま式でないと遅い、という人には、短期決戦で、限られた現状の市場にあるお金を奪い合う競争に打ち勝っていくしかありません。

私たち(投資・資産形成の入門者、初心者、これからの人たち)としては、セミナーとか本とか記事で、「投資信託の長期投資で雪だるま式に殖やしていきましょう」的な表現をする専門家、ブロガーは、ちょっと疑ってかかることにしましょう。

【さいごに:謝辞】

堀田さん、ありがとうございました。

堀田さんの奥さんは、かなりの美人で羨ましいです。

8 件のコメント:

  1. 今日もハッピーな画像、さあ始動!

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    1. いいアングルですよね。思わずガン見しちゃうケース♪欲を言えば、7センチのハイヒールだったらカンペキ。

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  2. いっさん、あけましておめでとうございます!
    たいちかです。
    ご無沙汰しております!
    今年もいっさんの勉強になるブログの更新を楽しみにしていますね!
    今年もよろしくお願いします。
    いっさんが、たくさんブログ更新して下さいますように。笑

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    1. たいちかさん、あけましておめでとうございます。
      いつもありがとうございます。
      初心者、入門者、それ以前の段階の方々向けのこれだけ知っとけばいいんと違う?程度のカンタンで分かりやすいコンテンツを提供していきます。
      なかなか頻繁に更新できませんが、がんばります。
      今後とも弊ブログをよろしくお願い申し上げます。

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  3. 今年もいっさんのブログ楽しみしております。
    NISAの利益確定とありましたが、利益確定した後はまた同じ投信を購入するということですか?
    利益確定は理解できるのですが、その後どうするのかしら?と思案しています。
    初心者なものでヒントだけでも教えていただけたら幸いです。

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    1. YUKAさん、今年もよろしくお願いします。
      そうですね。
      NISAは残高が開始年度毎に120万円ずつとなっています。
      買付け可能な残高が今買おうとしてる年度に残っていれば、何度でも同じ投信を買うことができます。
      去年買い付けたものを去年のうちに売却しました。
      今年のNISAの残高は120万円、まだ1円も使ってませんので、また同じ投信を買うこともできます。
      ワタシとしては、今、結構相場が高いので、今すぐ買うことはありません。
      ・トランプ大統領と政権が期待通りの政治を行えるか
      ・ヨーロッパ数か国で国会の選挙があって、イギリスのようにEU離脱する党が大きく躍進するとEU自体の存続が危うい
      とか、今年は、いろいろ荒れそうなので、利益確定した分のお金は、しばらく預金で持ってて、元本保証の世界で守っておいて、上記が崩れて相場が暴落するようなことがあれば世界経済インデックス・ファンドを買おうと思います。
      何事も起こらなければ、しばらく預金のまま放置しときます。
      通常の積立は不変で続けています。
      NISAと確定拠出年金の口座だけこうした動きをするというのがワタシの投資方法です。
      そんなカンジですね〜。
      投資額全体の中の10%以下の世界の話なので、部分的に血民具投資してみてるということですね。
      そんなカンジです。
      国際ニュースを真剣に見るためもあり、こういう売買もやる部分を設けているというカンジですね。
      説明になっていますでしょうか?
      また遠慮無くコメント書き込み、してくださいね。
      今後とも弊ブログをよろしくお願い申し上げます。

      削除
  4. いっさん。はじめまして。いきなりですが、米国の利上げはバブルの始まりと申します。こんな時(株価の低下がある程度予想できる場合)、DCやidecoで買っているインデックスファンドを、元本確保型の商品にスイッチングし、底値(難しいですが、、)で買い直すという戦略はどう思われますか?(下がらずに上がり続ける場合は悲しいですが。損はしませんよね。両者ともメイン資産ではなく、老後資金のい一部)

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    返信
    1. 匿名さん、はじめまして。

      投稿ありがとうございます。

      今、ワタシは、ネット証券と直販投信の積み立ては通常通り続けていますが、NISAと確定拠出年金では、12月の頃合いのいいあたりで売却し、利益確定しました。

      今年は、米国の利上げは3回と発表されていますね。

      トランプ政権もまもなくローンチで、期待通りか、期待はずれか。

      欧州では、国会レベルの大きな選挙が数か国であり、英国のようにEU離脱派が大勝続いたりすると、EU崩壊で、EU依存の南欧州の国々が危うくなる可能性がある、、

      といったイベントが目白押しで、去年より浮き沈みの激しい年になるかと思います。

      天井や底値は予想ができないので、狙わない方がいいと思います。

      それらを狙っていると、まだかまだかと思ってるうちに売り、もしくは、買い時を逃しがちです。

      ワタシが非課税口座で心がけているのは、

      「売るも買うも8合目くらいで充分」

      という気持ちです。底じゃないけど、前に利確した値段より低いからいいか、といったあまり欲張らない考え方です。

      国際分散投資してあるバランスファンドでも結構、日々値動きが大きいですから、売買予約を15時までに入れても、翌日終わり時点の基準価額で決まりますので、その間、日本はもちろんのこととして、ワタシらが寝ている間に欧米で何が起こってるかわかりません。

      為替の問題もありますしね。買う時に、うまく円高になってくれればいいのですが、円安に振れるだけで全てがワヤになってしまうくらいのインパクトがあります。

      底値を虎視眈々と狙うよりも、8合目で良しという程度で考えてみてはいかがでしょうか?

      ちなみにワタシは、利確するのは、上記の欧州選挙が全て終わる秋くらいまでNISAは預金、確定拠出年金は定期預金に眠らせて、世界経済インデックスファンドを中心とした通常の積み立てだけ続けて秋を待ちます。

      コメントいただいてうれしいです。またくださいね。
      今後とも弊ブログをよろしくご愛顧くださいませ。

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さかなクンのように、「いっさん」で結構です。「様」とか「さん」とか要りません。
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ただし、コモンズ投信株式会社の関係者については、記事削除の強要や、ワタシが事実を書いているのに事実無根という全く根拠の無い言いがかりや、名誉なんてないくせにいちいち名誉毀損と言い、いちいち弁護士による係争をチラつかせた脅迫コメントしか書かないため、コメント欄の使用を禁じます。