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2015年9月30日水曜日

新生・ひふみ投信へ思うこと


ひふみ投信を販売・運用するレオス・キャピタルワークス社の経営体制が変わりました。

最高運用責任者(CIO)であり同社の起業者である藤野英人氏のFacebook投稿をそのまま掲載します。
正式のメッセージは改めて会社のHPから出ますが、9月29日の株主総会および取締役会で、7年ぶりに代表取締役社長に復帰することになりました。また経営陣も当社株式を一部所有することになり、一部オーナシップも持つことになります。正式のタイトルは、...
Posted by 藤野 英人 on 2015年9月29日
藤野氏は、起業直後に金融危機に見まわれ、倒産寸前のところを無条件の買収という屈辱的な条件で、経営者の座を受渡し、一兵卒として最高運用責任者としてひふみ投信の運用をしつつ、全国行脚して投資家を啓発しつつマーケット拡大に奔走します。

これからは、
  • 経営の補佐を前社長の岩田氏
  • 営業の采配を白水取締役
  • 対金融庁など表向きの運用本部長としての役割は湯浅氏
のトロイカ体制で藤野氏を支えるとしています。

経営者と最高運用責任者の兼務は、ウォーレン・バフェットとかジョージ・ソロスとかもそうだとのことで、日本ではようやくこういう体制の直販・運用体制を持つ本格的な運用会社ができあがったと言えるのかもしれません。

ただワタシが懸念するのは、ウォーレン・バフェットとかジョージ・ソロスとかは、オーナー社長ではないのかなということです。

つまり、経営者であり、最高運用責任者であり、筆頭株主であるのがウォーレン・バフェットとかジョージ・ソロス。

今回の藤野氏の体制は、株主は引き続きISホールディングスが握っていて、経営補佐の前社長の岩田氏がガッチリくっついています。

藤野氏が、株主であるISホールディングス向けの雑務、意向を汲む業務にどれだけ忙殺されるか、そこんとこが、ウォーレン・バフェットとかジョージ・ソロスとかと違って自由奔放にできないところだと懸念します。

今回、Facebookでは「おめでとうございます」の連発ですが、ワタシとしては、起業者としての藤野氏の野望として経営者の座を奪回したのはおめでたいものの、残酷な白けた見方をするならば、

「ここまで規模も拡大して、運用成績も上がってるところで、何で、今まで通り、最高運用責任者のままで運用に専念するのではダメなのか?」

というのが受益者の一人として思います。

雇われ社長の雑務というか、自分の思い通りに経営できないくらい筆頭株主(オーナー)に引っ張りまわされるのは、よくあることです。

(たぶん)オーナー経営者であるウォーレン・バフェットとかジョージ・ソロスのように、経営も運用も自分の思い通りにはできないはず。

【結論】

「なにもかわりません」という藤野氏の回答が、楽観的なのか、覚悟を決めているのか、わかりませんが、ワタシとしては、運用に必ずしもプラスの影響を及ぼさないのではないかと危惧し、当面のひふみ投信の動きには注意していこうと思います。

藤野氏が運用に手が回らなくなると、運用本部長の湯浅氏の双肩にかかってきますが、ひふみアカデミー(月次の運用報告会)や年度の運用報告会には顔を出したことが殆ど無い湯浅氏の手腕は未知数です。

アクティブファンドはこういう属人的な影響が出る出ないで心配しなくてはならないとことが注意が必要です。

今回の体制組み換えが裏目に出るようなら、大事なお金なので全額引き上げる積もりです。

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