広告

2015年9月17日木曜日

今回の安保法案議論を例に官公庁のコンサルタントとして若手コンサルタントに伝えたいこと


同業者の若手のコンサルタントは肝に銘じて欲しい。

論点設定を間違えると、議論できないし、何も成果は得られない。

検討課題を、いかに噛み砕いて食べやすい大きさ(要素)に因数分解するかが腕の見せ所。

今回の野党は、計算でそうしたのか阿呆だったのかは別として、戦争か平和かという対立軸で大衆迎合型の論争に終始した。

でも法案は別に戦争を煽るものではなく、国防論が本質である。

国防のあるべき姿がテーマであったはずなのに。昔と今とで国際情勢がどう変化してきたのか。

中国の台頭や韓国の立ち位置、ロシアと日本の関係、新興国との付き合い方など、認識合わせさえできなかった。

それらのWhatがあって、初めてHowの話に入れる。

今回のテーマは、このようにWhatが入り組んでいるから、当然、国防論のHowも、米国とソビエトの二大大国時代の鉄のカーテンを前提としていた時代の米国との安保体制の単純なものでなく国際協調で集団的自衛権の国際間の相互補完的な複雑で器用で臨機応変な対応が必要になってくるというとことが本質的な議論の中心だったはず。

ファシリテーションはあくまで与党だけど、論点・争点設定は野党の役割だ。

マスコミは野党が考え及ばないことを補完するくらいの問題提起するくらいの力量が欲しい。

でも野党もマスコミも、戦争法案と煽り、単に戦争反対、憲法9条云々ということに終始した体たらくぶりは、議論に100時間割こうが、1000時間割こうが、同じところをぐるぐる回ってるだけで進展するはずがない。

山本太郎が俳優経験を活かして抑揚つけて面白おかしく質疑を行ったところだけが見せ場だったとは、国民としては悲しい。

若手のコンサルタントは、こういうケースをただ笑止千万として片付けるのではなく、どうすれば実りある議論になったのか、自分だったらどう展開させていたか、考えてみるのがいい研鑽になると思う。

こういう芸当が当然のようにできないと官公庁担当として頭脳明晰な官僚の皆さん相手にコンサルティングはできないです。

【結論】

ワタシは官公庁担当のコンサルタントです。一応。

<参考ブログ記事>

今夜だけ暴れる茶番(安保関連法案の採決)


0 件のコメント:

コメントを投稿

自由にコメントをお書きください。忌憚ない意見や感想をぜひ♪
さかなクンのように、「いっさん」で結構です。「様」とか「さん」とか要りません。
ワタシへの連絡もここにお書きください。
ただし、コモンズ投信株式会社の関係者については、記事削除の強要や、ワタシが事実を書いているのに事実無根という全く根拠の無い言いがかりや、名誉なんてないくせにいちいち名誉毀損と言い、いちいち弁護士による係争をチラつかせた脅迫コメントしか書かないため、コメント欄の使用を禁じます。