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2015年4月2日木曜日

IPO(新規公開株)について

投資家の会合に行くと、殆ど必ず出る話題は、「IPO(新規公開株)の当選確率を上げるにはどうしたらいいか?」というものです。

企業の新規上場で、新規発行株や上場前に発行されていた未公開株が売りだされることです。
SBI証券の画面で見ますとこんなカンジで告知されています。
大抵の場合、抽選で、なかなか当たりません。公営住宅の抽選くらいの確率でしょうか。

何でみんな群がるのかというと、いきなり価格下落というのを避けるため、公募価格(売出価格)が低めに設定されるケースが多く、上場後に上がってる銘柄が多いからです。
「当たると、結構な確率で儲かる」ということから、とにかく申し込んでおくというようなIPOマニアのような人もお見受けします。

上場後に上がるケースも多いですが、当然、下がるケースもあります。

問題は、新規上場は、新興企業であることも多く、企業情報を把握しづらく、上場を決めた時点が天井な場合もありますし、まだ株価が不安定ということも当然あります。
IPOの資格要件を充たしたとはいっても実際問題として会社のレベルとして玉石混交というのが残念ながら事実です。
早々に不祥事で暴落というのもありえます。
分散投資できてなくその会社一点買いなので、非常に危ないです。

冒頭に述べた通り、なかなか当たらないということもあり、何度も申し込みをトライしているうちに、申し込んで当たることが目的化して、企業情報を把握しようとか投資としての体裁をなしてない人が正直多いです。「損したらまた当てればいいや」みたいな。

お話を拝聴していて、そうなんです。どうやったら当選確率が上がるかということで、証券会社に持ってる株とか投資信託の残高の多い少ないなのかとか、そんな馬券予想のようなことばかりが話題に上がる。

IPO自体はこれから将来ある企業が資金調達できるわけですから資本市場では非常に意義のある重要なことなのですが、宝くじ感覚で気軽に申し込んで当たったの外れたの、という状態になるのはいただけません。

他のブログを見るにつけ、あまり問題視する方をお見かけしないのですが、ワタシは、金銭感覚を麻痺させてしまうのと、まるでパチスロと同じように取り組むのはもう投資ではなく、パチスロと同じように抜けられなくなるのではと危惧します。

気軽に儲かりそうに聞こえるので、やってみようかと思う気もわからないでもないですが、パチスロ感覚でやるのならパチスロと同じく抜けられなくなるし、パチスロと同じくトータルではそう簡単に儲からないと思ってください。
痛い目に遭う時は、何回か儲かった分の儲けが一気に吹っ飛ぶような痛い目に遭うというのが投資の世界の真理です。

【結論】
投資家の会合で「IPO(新規公開株)の当選確率を上げるにはどうしたらいいか?」というような人は投資家ではないので話に巻き込まれてはいけない。

【関連ブログ記事】

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