広告

2015年3月22日日曜日

個人年金保険 vs 確定拠出年金

前回のブログ記事「あるアイドルの不安−個人年金保険」ということで、トップアイドルの方の個人年金保険と、投資信託を利用した国際分散投資による資産形成とを比較し、22歳から60歳までの38年間をかけてどれだけ60歳以降に得られる金額に差が生まれるか試算してみました。

<保険の武器>
これをワタシと面識あるブロガーの安房さんのブログが税控除の視点から大幅に追補してくれました。

そう。保険は、控除があるんですよね。年末調整でやるあれです。

実はよくわからないという人に補足しますと、保険は優遇措置があります。

生命保険、損害保険の月々の掛け金は、年額の掛け金合計の控除証明書が発行され、その年の所得税計算対象となる所得額から保険の掛け金が差し引かれて(控除)、改めて所得税が計算されます。その所得税が安くなった分が還付金として戻ってきます。

ですから、前回のブログ記事「あるアイドルの不安−個人年金保険」で年平均運用利回りで0.6% vs 3.8%で、60歳以降にもらえる金額に倍の差が出たというだけでは実は比較に手落ちがあり、年平均運用利回りで0.6%の個人年金保険には、実は上記の毎年の掛け金に対する税控除という大きな優遇があるのです。

これを安房さんがブログで検証してくれたわけですが、所得によって控除が異なってくるため、控除がいくら!とビシッと試算できないわけで。でも所得税減税の控除効果は大きいですから。

<資産運用のアキレス腱>
それに、年平均運用利回りで3.8%の資産運用には、運用益に対して課税されます。(今の税制だと20%)
前回のブログ試算ですと、38年で掛け金合計が10,747,007円で、運用結果の資産総額は、24,100,218円。ということで、38年かけて生まれた運用益13,353,211円に20%の課税。

税金2,670,642円も取られて、21,429,576円が自分の税引き後の資産総額です。税金高い!

ということで、月々もられるのは、正確には、17万8580円ということでした。
(運用益への税金かからなければ20万円だったのに(T_T))

<伝家の宝刀>
資産運用に、保険の控除みたいな税制優遇ってないのか?⇒ あります!

ということで、確定拠出年金(日本版401k)の出番です。

<企業型確定拠出年金の場合>
確定拠出年金を選んで、会社が拠出してくれる分と、それを上限として自腹で拠出する分(マッチング拠出)は、その年の所得税計算対象となる所得額からその年の拠出分(企業が出してくれた分と自腹で加えたマッチング拠出分)が差し引かれて(控除)、改めて所得税が計算されます。
※確定給付を選ぶと、確定給付分の支給額は、所得額から差し引かれることなくそのまま所得税が計算されます。(控除されない)

<個人型確定拠出年金の場合>
全額自腹で拠出しますが、何号被保険者かによって拠出できる上限が決まっています。この拠出額も企業型と同様、その年の所得税計算対象となる所得額からその年の自腹切った拠出分が差し引かれて(控除)、改めて所得税が計算されますので、それの確定申告をして税金の還付を受けます。

<企業型も個人型も共通の確定拠出年金の特徴>
60歳まで引き出せないのは、個人年金保険と互角。
所属する確定拠出年金で投資信託や年金保険や定期預金が自由に選べますが、投資信託とかを売却して運用益を利益確定する際とかは全く税金がかかりません。
上記の税金2,670,642円も取られて、という部分が無くなります。

ということで、掛け金(拠出金)の控除あり、運用益は免税!という確定拠出年金。良くありませんか?
<参考ブログ過去記事>
確定拠出年金、使えるものなら目一杯使おう!http://mr2-tigers.blogspot.jp/2015/03/blog-post_8.html
このように、2015年から全ての区分の被保険者がこの確定拠出年金を利用することができます。
今、企業型で確定拠出年金が使えるにも関わらず確定給付型を選んでる方も検討に値すると思います。

【結論】
  • 資産運用は、確定拠出年金の利用が大本命。
  • 60歳まで引き出せないけれど、確定拠出年金の口座の中での売却、利益確定、運用益には非課税!
  • 確定拠出年金の掛け金を超えて運用する場合は、個人で普通に投資信託を利用すると。
つづく

<関連ブログ記事>


0 件のコメント:

コメントを投稿

自由にコメントをお書きください。忌憚ない意見や感想をぜひ♪
さかなクンのように、「いっさん」で結構です。「様」とか「さん」とか要りません。
ワタシへの連絡もここにお書きください。
ただし、コモンズ投信株式会社の関係者については、記事削除の強要や、ワタシが事実を書いているのに事実無根という全く根拠の無い言いがかりや、名誉なんてないくせにいちいち名誉毀損と言い、いちいち弁護士による係争をチラつかせた脅迫コメントしか書かないため、コメント欄の使用を禁じます。