広告

2014年12月6日土曜日

長期・分散・低コストが有効なわけ

先日参加した会合で、「長期・分散・低コスト」とやたら叫ぶ人がいました。
今回はその話。
折れ線が複雑に絡まってることから、業界では「スパゲッティ・チャート」と言われるチャートがあります。

国別市場の毎年の騰落率ランキングの推移。
2013年まで、毎年のように順位がめまぐるしく変わっています。
2014年の順位を当てられるでしょうか?
出典:http://noload.558110.info/nisa-monex2-2.html

もうひとつのスパゲッティ・チャート。
こちらは、伝統資産である債券・株式とREITの国内・先進国・新興国の資産区分別の毎年の騰落率の順位の推移。
2013年の順位を当てられるでしょうか?















(出典:モーニングスター)
http://www.morningstar.co.jp/fund/analyst/2012/4q/MFA120121218.html

このように、国別も資産区分別も、毎年、騰落率の順位を予想してうまく売買するのはムリそうです。

そこで、国別も資産区分別も、全て丸ごと買ってしまうというのが国際分散投資の考え方です。

先日書いたブログ記事「入門者のポートフォリオ、こんな感じでいいかも」http://mr2-tigers.blogspot.jp/2014/10/blog-post_25.htmlにて紹介しましたが、SBI証券やカブドットコム証券では、たった500円(セゾン投信は5000円)で下記のバランスファンドを買付けすることによって、この国際分散投資が可能になります。

  1. セゾンバンガードグローバルバランスファンド
  2. 世界経済インデックスファンド
  3. eMAXISバランス(8資産均等型)
これらの投資信託は、国別も資産区分別もトータルで網羅されており、市場を丸ごと買ってしまう国際分散投資が可能です。
丸ごと買ってしまうことになるので、騰落率の上位から下位まで買うことになり、市場平均を狙うのが運用目的になります。

平均ですから上位を狙うのは放棄するわけですが、その代わり、下位になることもありません。

平均になるべく接近するように信託報酬などの運用コストは出来る限り低コストであることが重要な要素になります。
上記の3つの投資信託はいずれも低コストです。

絶対収益を狙ういわゆるアクティブファンドやヘッジファンドも、市場平均に長期に渡って継続的に勝ち続けることは難しく、地味ながらも平均を維持する作戦は、勝ちもなければ負けもないという戦術を取ることになります。

そして、地球全体規模での人口増加と経済成長が継続的に続くという前提を信じるのであれば、この市場平均を維持する戦略を取れば、長期的には右肩上がりになっていくはずだというのがこの考え方です。

途中でリーマン・ショックのような経済低迷が何度もあると思いますが、長期で見れば、地球全体規模での人口増加と経済成長が継続的に続くというのには変わりがない、と信じるのがこの投資法の根幹です。

以上が、「長期・分散・低コスト」が重要ということのからくりです。

冒頭に紹介した、会合で「長期・分散・低コスト」と力説してた方は、NISAの活用方法について話をしてた時に、「長期・分散・低コスト」と連発しておられましたが、このようなからくりですので、地球全体規模での人口増加と経済成長が継続的に続くという長期的な傾向の話は、NISAのような限定された短い期間のことではないということです。

<結論>
負けない戦術を取ることによって平均を維持する。
平均から離れないように低コストで。

そして、長期の地球経済の発展に委ねる。

<関連ブログ記事>

インデックス投資信託をうまく活用した国際分散投資のおすすめ


0 件のコメント:

コメントを投稿

自由にコメントをお書きください。忌憚ない意見や感想をぜひ♪
さかなクンのように、「いっさん」で結構です。「様」とか「さん」とか要りません。
ワタシへの連絡もここにお書きください。
ただし、コモンズ投信株式会社の関係者については、記事削除の強要や、ワタシが事実を書いているのに事実無根という全く根拠の無い言いがかりや、名誉なんてないくせにいちいち名誉毀損と言い、いちいち弁護士による係争をチラつかせた脅迫コメントしか書かないため、コメント欄の使用を禁じます。