広告

2014年10月23日木曜日

節約の極意

ワタシのこのブログを「資産形成」と称してることに少々こだわりを持っているんです。

資産運用については、諸先輩方の素晴らしいブログがたくさん存在しています。

ワタシは、このブログで、これまで何回か、「資産形成は以下の3点の三位一体である」というお話に触れてきました。
  • 稼ぎ
  • 節約
  • 資産運用
端的に言いますと、3点バランス良く取り組めるわけではありません。

【稼ぎを上げるということ】
今の会社で昇給・昇格するのはもちろん、転職や移籍をしても稼ぎを上げていくのは誰にとっても大変です。
ましてや終身雇用が崩れている今、リストラの憂き目に遭う可能性もゼロではありません。

【資産運用で成果を上げるということ】
IMFで発表されている世界GDPの成長率はせいぜい3%〜4%。中国とかは7%で減速などと言われますが、そういった新興国と、成熟しきった先進国を均等にならして3%〜4%。長期投資で国際分散投資でリスクを抑えて運用するとなると、やはり3%〜4%の成長率とシンクロする程度だというのが無理のないところだと思います。
ただ、インフレによる貨幣の価値減少もありましょうし、景気の大きな波もあります。リーマン・ショックのような未曾有な経済ショックも潜んでいます。
そうなると、資産運用に頼り切るのも酷な話。
少しでも有効な資産運用のあり方を様々な専門家やいろんなブロガーが模索しておるわけです。

【節約するということ】
ということで、今回は、稼ぎを上げるよりも、資産運用で当てるよりも、誰にでも可能で着実な手段である節約にフォーカスを当てて考えてみようと思います。

はじめに結論ですが、

  • ガマンや支出削減の節約は辛いし長続きしない。
  • 節約は、お金の使い上手になるということ。

の2点に尽きます。
国際分散投資でインデックスファンド中心に、欲張らず、ゆえにリスクを抑えて、市場平均を狙う運用をするとして、年利3%〜4%が目安。
つまり、10000円を投資したところから、十年も二十年も三十年もかけて平均して毎年、300円、400円が生まれれば御の字です。

住宅ローンをまとめた債権に投資する投資信託が売りだされたことがあります。
年利7〜8%をもらえるとなったら、すごく魅力的に映りますが、運用利回りで年3%〜4%が目安。と覚えておくのと比較できることも必要ですが、とにかく考えて欲しいんです。

自分が年利7〜8%をもらえるとなったら、この業者は、何%取るんだろうか?と。

そして、自分の取り分とこの業者の取り分とを合わせた金利を、この住宅ローンの債務者が払うことになるのです。10%〜15%?いずれにせよすごい高金利の債務です。

銀行で借りれずにこの住宅ローンを利用する人。そしてこの住宅ローンの魅力的な金利は債務者にとっては高金利です。

破綻しないか、って心配になりませんか?

常識で考えるということは、運用で年利3%〜4%が目安。と覚えておくことではなく、自分の取り分とこの業者の取り分とを合わせた金利を債務者が払ういくら払うことになるか自分に払えるか、と考えるようにして欲しいのです。

常識というのは、知識として覚えることではなく、こうして考えることだと思います。

騙されるとか、信じやすいという人は、手口や常識を「覚える」のではなく、考えて欲しいです。

考えるくせをつけること。そして理解できて納得できてから行動すること。

キャッシング(実質年率4.0%〜14.5%)やリボ払い(実質年率9.6%〜18%)が高い!と覚えるのではなく、資産運用でも3%(でも得られる補償なし)、収入で15%、18%昇給できる勝算があるでしょうか?

世の中の悲しい摂理として、

  • 自分が支払う分は一瞬で発生して高い。
  • 自分がもらう分は努力と時間がかかりその割に安い。

ということです。

ATMの手数料取られる時は、108円、216円。10000円引き出すのに1%2%あっという間に失います。

宝くじは1枚300円。
10000円運用して1年で3%得られるか得られないかの額を何枚も買うのです。

要諦としては、使う際に、買う際に、その分の金額を捻出するのに、①稼ぐ②節約③運用のどれから捻出するかを考えること。

無駄遣いが多い人、節約ができない人は、そのお金の捻出方法を考えずに使ってしまうという共通点があります。

お金を使うときに、そのお金の捻出方法を考えずに使うと、本当に羽の生えたようにお金がなくなってしまいます。

捻出方法を①稼ぐ②節約③運用の3つに限定しましたが、人によっては、④もらってくる、というのがあるという人がいます。

子供で親や祖父母からもらえる。ギャンブルで降って湧いたようにお金が入る。非合法な方法で手に入れる。貢いでもらう。。。とか。。。④は、ちょっと魅力的な匂いがします。

でもね。④もらってくる、に依存する人や、③運用でハイリスク・ハイリターンを狙う、人、仕事ができないくせに①昇給を要求する人、②がけち臭くてやってられない人とか、①〜③のバランスが狂ってる人は、金遣いが荒い。

分不相応な地位、給料、分不相応な収入だったり。

給料が少ないと嘆くだけで稼ぐ力を研鑽しようとしない。

そして、④を含めて①〜③のバランスが狂った人がバランスを取り戻すのは至難の技。

そういう人が、②節約だけを考えようとすると、ガマンとか根性論になって、絶対続かないのです。

節約は、ガマンとか根性論ではない。

お金を考えて使うということ。使う際にその捻出方法を考えてから使うこと。

考える習慣。

稼ぐ・節約・運用の限界、苦労を知る。

その苦労、可能性と天秤にかけて、使う、買う価値のあるものかどうか?

お金に謙虚になることです。

使うことは簡単で、いくら稼ぐ・節約・運用でも追いつきません。

お金の使い方のうまい人は、稼ぐ・節約・運用の限界、苦労を知っている。

お金に謙虚で、労働やお金自体に感謝する気持ちを持っていて、お金をとても大事にします。

つまり、節約上手は、節約という感覚ではない。

実は使い方がうまいということです。

稼ぐ・節約・運用の限界、苦労を知り抜いているということです。

お子さんとかでお金の使い方の上手い子がいるとすれば、それは、親を尊敬し、親の勤労に感謝しているということだと思います。

でも、繰り返しになりますが、①稼ぐ②節約③運用のバランスが狂ってる人は、金遣いが荒い。そして①〜③についての無頓着は、稼ぐ・節約・運用を狂わせる。

マジメに働くのがアホらしい。要領よく働こうとする。今の働きぶりで昇給を祈願する。

節約するのはアホらしい。やっていられない。

運用はギャンブルと一緒。損するのはイヤだし、一発ホームランを狙いたい。

と言いたい放題です。

節約は、ガマンではない、辛抱は続かない。

お金のありがたみ、稼ぐ苦労を思い知る。

使う際には、その原資をどう捻出するかを考えついてから使う。

買う価値があるか。必要か。妥当な額か。考える。使う、買うときに考えぬく。

考える習慣がついてるから慎重になる。

慎重とガマンは違う。

ケチでもない。

使い方がうまい。

冠婚葬祭では普通に使う。使うときは使う。使い方がうまい。

買ってから、使ってから考えるのではなく、使う、買うときに考えぬく。

稼ぐ・節約・運用の限界、苦労を知っている。

<結論>

  • 節約は根性論ではない。
  • 節約上手ではなく、使うのが上手なのである。


6 件のコメント:

  1. ブログタイトルの文言には、他人にはわからないこだわりをもつものですね。私も同様です。

    返信削除
    返信
    1. WATANKOさん。コメントありがとうございます。
      そうですよね。ブログに込めた意味合いというか理念を示してると思ってます。
      今後も稼ぐ話や節約の話を資産運用だけでなくて手厚く語っていきます。
      今後とも弊ブログをご愛顧ください。
      コメントもお待ちしています。
      ありがとうございました!

      削除
  2. はじめまして、fukurougaeruと申します。
    浪費癖のある私には耳が痛い話です。
    お金の使い方、捻出の仕方をを考えていません。文中の通りです。
    よい記事を読ませてもらいました。ありがとうございます。

    返信削除
    返信
    1. fukurougaeruさん、コメントありがとうございます。
      記事を丁寧に読んでいただいてありがとうございます。
      お金にはいろんな側面があって、いろんな見え方がします。
      見方を間違えると、ただ浪費するばかりで自分の身の丈をはるかに越えた購買欲の禁断症状と戦うのが大変です。
      そうなる以前に、まずお金の価値や稼ぐ大変さありがたさを痛感することが一番近道かなと。
      使うお金を減らして我慢するという根性論は苦しいですし、寂しい気持ちになりますし、卑しい気分になります。
      それよりは、お金の使い上手になるという、貯めこむ力よりも使い方を磨く方に目を向けた方がモチベーションも上がるかと思って書かせていただきました。
      また是非コメントください。
      弊ブログを今後ともよろしくご愛顧ください。

      削除
  3. いっさんはじめまして。
    NISA口座について調べていたらいっさんのブログにたどりつきました。

    なんとなく預金より投信信託のほうがいいんでは?
    と手始めにNISA口座について調べていたのですが、この記事で自分に必要なのは先に使い方だ!と再確認しました。

    なんとなく預金より。。なんとなく浪費が自分は目立ってる!と
    目からうろこでした。

    ありがとうございました。

    返信削除
    返信
    1. しょうこさん、ブログ来訪ありがとうございます。
      コメントありがとございます。
      そうですね。ガマンは続きませんけれど、お金のありがたみ、貴重さを見直すのがまず資産形成の第一歩かなと思っています。
      ①収入②節約③資産運用の3点で資産形成しますが、収入はなかなか上がらないものです。資産運用に走りたいところですが、預金は金利がたかが知れてますし、預金を外れると元本保証ではない世界ですし。一番手堅く、一番最初に手をつけられる手として、節約。
      でもガマンの節約は続きません。
      使い方を意識することからかなと。
      またコメントください。
      今後とも弊ブログをよろしくお願いします。

      削除

自由にコメントをお書きください。忌憚ない意見や感想をぜひ♪
さかなクンのように、「いっさん」で結構です。「様」とか「さん」とか要りません。
ワタシへの連絡もここにお書きください。
ただし、コモンズ投信株式会社の関係者については、記事削除の強要や、ワタシが事実を書いているのに事実無根という全く根拠の無い言いがかりや、名誉なんてないくせにいちいち名誉毀損と言い、いちいち弁護士による係争をチラつかせた脅迫コメントしか書かないため、コメント欄の使用を禁じます。