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2014年10月25日土曜日

入門者のポートフォリオ、こんな感じでいいかも

この記事は、2015年1月3日に最新版にアップデートしました。
最新版は、こちらをご覧ください。

入門者のポートフォリオ、こんなカンジでいいかも2015年版



ここ最近の弊ブログでは、標準偏差だのリスク・リターンだの、「それでワタシはどうすればいいの?」と途方に暮れてしまうようなネタが続いてしまってゴメンナサイ。
実際、買ってみようというテーマで、ポートフォリオを簡単に組み上げてみましょう。

先日、記事にした「ファンドラップ(投資一任口座)は利用してはダメ!」で書いた通り、手数料を払って金融機関に投資信託の選定や売買を一任して高額な販売手数料や信託報酬を搾取されてはなりません。ファンドラップで取られる手数料や信託報酬はトータルで4〜5%を超えて到底利益は出ません。

ファンドラップを利用するくらいなら、下記を読んで、投資信託を自分で選んで買いましょう。ファンドラップよりずっとまともな資産運用ができると思います。

<予備知識>
時価総額の規模ですと、債券:株式=65%:35%
債券と株式は伝統資産と呼ばれ、大きな市場を形成しています。
債券と株式は、逆の動きをすることが多く、株式相場下落時には債券市場にお金が流れ、株式相場が強気に転じた時には、債券相場から株式相場にお金が流れる傾向があります。
株式は、債券に比して、変動が大きく、資産形成に適しています。債券は、株式に比して変動がおとなしく、ポートフォリオを落ち着かせる効能があると言われています。
各国の国債を含む債券市場はさすがに巨大ですね。
日本の時価総額が世界に占める割合はたったの10%程度です。日本株式の投資信託ばかり買ってる人がいますが、ホームカントリーバイアス(自分の国に偏向しすぎること)といって、世界のたった10%でしかない経済成長が成熟しきった日本に賭けてしまうのは得策ではありません。
REITは、J-REITとグローバルREIT合わせて時価総額からすると1%くらいでしかありません。市場が小さいため乱高下が大きく、メインに据えるのは危険です。

<参考>
各資産区分(先進国・日本・新興国×債券・株式+J-REIT+グローバルREIT)のリスク・リターンや、各資産区分間の相関(正比例に動いたり反比例に動いたりの割合)を算定して、リスクを最大限に抑えてリターンを最大限に確保できるような拮抗するバランスを導き出したりする方法を採用してる人がおられますが、算定通りにいかないのが金融の世界。
ワタシには到底そんな芸当ができないこともありますが、もっとザックリと簡単にポートフォリオを組んでいます。
以下のやり方は、入門者のみなさん用なだけでなく、ワタシが実践してるそのものです。

<ワタシが推奨する基本的考え方>
  • 国際分散投資
  • 長期投資
  • 低コスト
  • シンプルでわかりやすくてカンタン
  • 買い付けたらそのまんまでいい(リバランスとかの手間いらず)
  • コツコツ積立
  • バランスファンドをコア(核)に据えて、サテライト(周辺に付け足す)をチビっと加えるというポートフォリオ構造
<バランスファンドを選ぼう>
ワタシの好みで、4つ推薦します。
この中からビビッときたのを1つ選ぶといいと思います。(順不同です)
1.セゾンバンガードグローバルバランスファンド
(出典:交付目論見書)
  • セゾン投信でのみ買うことができます。セゾン投信に口座開設してください。最低買い付け額は5000円です。
  • 複数のファンドをセット商品にしたファンド・オブ・ファンズという形態で、セゾン投信と各ファンドの運用会社である米国バンガード社(世界最大級のインデックス運用会社です)にそれぞれ信託報酬を払うことになりますが、それでもトータル0.75%と格安です。
  • 債券と株式は50%ずつ。組み入れ比率は時価総額を参考に決められています。
  • 日本や米国の組み入れ割合がちょっと多い気がします。
2.世界経済インデックスファンド
(出典:交付目論見書)
  • SBI証券やカブドットコム証券で500円から買うことができます。
  • 総額1000億円を超えたSMTインデックスシリーズと同じマザーファンドを6資産組み合わせたバランスファンドです。
  • 債券と株式は50%ずつ。組み入れ比率はGDP比率を参考に決められています。株式時価総額はGDP総額まで上がるはずという説もあり、GDP比率を採用しているということは、セゾンバンガードグローバルバランスファンドと比較すると少し挑戦的な比率であるといえます。
3.eMAXISバランス(8資産均等型)
(出典:交付目論見書)
  • SBI証券やカブドットコム証券で500円から買うことができます。
  • 総額1000億円を超えたeMAXISインデックスシリーズと同じマザーファンドを8資産組み合わせたバランスファンドです。
  • 組み入れ比率は8資産すべて12.5%ずつで均等。つまり、REITの動きも先進国株式の動きも同じ1票です。
4.eMAXIS全世界株式インデックス
(出典:交付目論見書)
  • SBI証券やカブドットコム証券で500円から買うことができます。
  • 総額1000億円を超えたeMAXISインデックスシリーズと同じマザーファンドから、先進国株式(日本を除く)インデックスと新興国株式インデックスを組み合わせたバランスファンドです。
  • 日本株式インデックスは組み込まれていません。このインデックスと下記のサテライトにある日本株式のひふみ投信もしくはひふみプラスと組み合わせるのがおすすめです。株式オンリーで債券は組み込まれていませんので、20代や30代前半の、運用期間がたっぷり取れる方は債券ゼロで積極的にリスクを取って大きく利益を狙う運用でいいと思います。
以上の4つのバランスファンドから1つを選んで、投資資産の8割くらいになるように積み立てていけばいいと思います。

<サテライトのファンドを選ぼう>
ワタシの好みで、REIT2つ、アクティブファンド3つ推薦します。
この中からビビッときたのをいくつか選ぶといいと思います。(順不同です)
1.REIT
  • 上記の3.eMAXISバランス(8資産均等型)以外にはREITは組み込まれていません。
  • ただし、REITは不要という人も多いです。
  • 冒頭で述べた通り、REITの市場は小さいです。小さい分、値動きが大きい特徴があります。分配金欲しさでREITをたくさん買ってる人がいますが、ポートフォリオの組み方としてリスキーです。一方でREITは、物価変動に敏感でインフレ対策になるとも言われています。個別のREITを選ぶよりもインデックスで指数連動させた方が、運用成績が手堅いと思われます。
  • REITは、投資資産のせいぜい5%。多くとも10%くらいが目安かと思います。ハイパーインフレ時の急場をしのげる程度の保険みたいな感覚で。
  • ワタシが買っているのは、SMT J-REITインデックスとSMTグローバルREITインデックス。SBI証券やカブドットコム証券で500円から買うことができます。
2.アクティブファンド
  • カリスマ運用担当者がどれだけ担当してくれるかによりますので、アクティブファンドも、投資資産のせいぜい5%。いっても10%くらいが目安かと思います。
  • ひふみ投信:レオス・キャピタルワークスに口座を開設して購入できます。運用好調で月二回のレポートと毎月の運用報告会で説明責任をまっとうする真摯なファンドです。5年持ってると信託報酬が値下げされます。1万円から購入可能です。上記4.eMAXIS全世界株式インデックスの日本株式の部分をひふみ投信で充たすのがオススメです。
  • ひふみプラス:ひふみ投信と運用が同一で、SBI証券やカブドットコム証券で500円から買うことができます。上記4.eMAXIS全世界株式インデックスの日本株式の部分をひふみプラスで充たすのがオススメです。
  • セゾン資産形成の達人ファンド:セゾン投信でのみ買うことができます。セゾン投信に口座開設してください。最低買い付け額は5000円です。世界の各地域につよい運用会社を選定してアクティブファンドを組み合わせてセット商品化したファンド・オブ・ファンズという形態です。セゾン投信と各運用会社にそれぞれ信託報酬を支払うため、1.55%とちょっと高め。その分、現在は、運用成績良好ですが、高い信託報酬を嫌う人は少なくありません。ただ、国際分散投資が可能なアクティブファンドでは一番オススメの良質のファンドです。怪しい海外オフショアファンドで手数料ばかり高くて一向にパフォーマンスの上がらないヘッジファンドに搾取されるくらいなら、このファンドにすべきです。
3.スマートベータファンド
  • 下手なアクティブファンドよりも、TOPIXとアクティブファンドの両方の特性を併せ持つSMT JPX日経インデックス400オープンを選ぶのも良策です。GPIF(年金運用機構)がJPX400への投資を表明しており、将来性はなかなかのものです。鎌倉投信の結い2101やコモンズ投信よりはリターンが期待できると思われます。

以上の2つのREITや3つのアクティブファンド、1つのスマートベータファンドから選んで、投資資産の2割くらいになるように積み立てていけばいいと思います。

<結論>
  • ポートフォリオ構築には、いろんな考え方がありますが、ワタシは自分自身や78歳の母にも奨めているとおり、バランスファンドをコアにプラスアルファで簡単に組み合わせるので十分だと思います。
  • 退職金やボーナスとかまとまった金額を持っている人は、一気に高額を突っ込むのではなく、2〜3ヶ月くらいかけて500円、5000円ずつくらいを何回か買ってみて値動きの感じに慣れるといいと思います。退職金を運用する場合は、慣れてきても、2〜3年かけて分割してコツコツ積み立てるといいと思います。
  • 証券会社や銀行の資産運用相談会に出かけてはいけません。高額な販売手数料・信託報酬の「売れ筋」な投資信託を買わされてしまいます。「売れ筋」というほど、多くの人が食い物にされているということです。
※2015年2月25日追記
ポートフォリオ公開


<参考になる他のブロガーさんの記事>
モッティーさん()もっとお金の話がしたい
「お金が無いからこそ投資をスタートさせよう。今すぐ!」

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さかなクンのように、「いっさん」で結構です。「様」とか「さん」とか要りません。
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