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2014年9月16日火曜日

騰落率ランキングにだまされるな

騰落率ランキングにだまされるなという話です。

「騰落率の全投信のランキング」(2014年6月末時点)
日経電子版9月15日http://goo.gl/uQEblT
このランキング上位5ファンドに、世界経済インデックスファンドを加えた6ファンドの基準価額推移を可視化してみます。

  1. HSBCインド・インフラ株式オープン 水色
  2. T&Dインド中小型株ファンド(ガンジス) 紫色
  3. アムンディ・インド・インフラ株式ファンド(マハラジャ・インフラ) 緑色
  4. ネット証券専用ファンドシリーズ 新興市場日本株レアル型 橙色
  5. DIAM新興市場日本株ファンド 赤色
  6. 世界経済インデックスファンド 青色
(2011年7月29日を10000円として、9月12日までの日別基準価額推移をもとにグラフ化。)

6ファンドのうち、ど真ん中を国際分散が効いた世界経済インデックスファンドが安定して貫いていることがわかります。

新興市場日本株(赤色)が大きな乱高下で上を走っていますけど、値動き大きいですね。

それをレアルでヘッジしたレアル型(橙色)が、上記ランキング入りした6月末時点でピョンと跳ね上がっています。でもこれも横軸の前半は、1万円を切って最下位を突っ走るなどすごい値動きです。

マハラジャ(緑色)とHSBCインド(水色)が、1万円を切る長い低迷を経て、これらも、上記ランキング入りした6月末時点でピョンと跳ね上がっています。

ガンジス(紫色)は、8月に入ったところで、大暴落しています。るように見えますが、8月11日に分配金4800円!を出して、基準価額がストンと落ちています。「分配落ち」と言います。
※エムアットさん、ご指摘、ありがとうございます。
これで見出しは、インド株が躍進などと踊ってるわけで、勘違いしますよね。
いかにもインドが良さそうな感じがするけど、この折れ線グラフで採取した3年間の推移でのインド株関連投資信託(グラフの下位3本)は、インデックスで国際分散投資した市場平均の平均である世界経済インデックスファンドより劣っています。

<結論>
こういうランキングに入る投資信託は、「過去1年騰落率」というランキングだが、ランキングをサンプリングした時点で瞬間最大風速的にたまたま成績が良好だったに過ぎない。

この騰落率が、今後もしばらく続くのではないかという錯覚をする分だけ質が悪い。

ちなみに、ランキング入りした投資信託はいずれも信託報酬高すぎ。世界経済インデックスファンドの2倍〜4倍というボッタクリ。

こういうランキングを見て買うのはやめよう。
(新聞とか雑誌は、こういうランキングを掲載するのがなぜか好きだけど、全く参考にならない。)

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