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2014年9月24日水曜日

インデックスファンドとアクティブファンドの使い分け

インデックスかアクティブかという論争は、みなさん割りと好きなようです。

インデックスファンドとアクティブファンドの使い分けの話。

ワタシは、投資ブロガー名刺には、「インデックス投資家」と書いていますが、特に深い意味はなく、アクティブファンドも好きで利用しています。

【インデックスファンドとは】
対象とする株価(または債券など)指数の構成銘柄と同じ銘柄構成をすることによって、指数と連動することを目的として運用するファンドのことです。
指数の属する市場の市場平均を辿るだけの運用です。
市場が下がれば下がるし、市場が上がれば上がる。とにかく市場次第。
<ワタシが利用しているインデックスファンド>
  • 世界経済インデックスファンド
  • SMT アジア新興国株式インデックスオープン
  • SMT グローバル-REITインデックスオープン
  • SMT J-REITインデックスオープン
  • セゾンバンガードグローバルバランスファンド(セゾン投信)
【アクティブファンドとは】
徹底したリサーチに基づいて運用し、どんな相場環境でも絶対利益を追求するファンド。
<ワタシが利用しているアクティブファンド>
  • セゾン資産形成の達人ファンド(セゾン投信)
  • ひふみ投信(レオス・キャピタルワークス)
  • 結い2101(鎌倉投信)
【アクティブファンドについて】
アクティブファンドの特徴は、絶対利益追求のための徹底したリサーチですので、日本国内を対象としたファンドが有効かのかなと。
レオスのひふみ投信と鎌倉投信の結い2101については、組み入れ銘柄とかからすると、海外投資家の手が届かないというか、情報を得られない中小型株をうまく突けているのではないかと思います。
ですから、自分の資産の中でも、コア(中核)でなくサテライト(サブ)の位置づけ。
あわよくば儲かればいいな、という感じです。
レオスも鎌倉も、今後、規模が拡大していった先に、それぞれが得意とする中小型株の市場を物色し尽くして、、、となりはしないかという心配も正直あります。

カリスマ運用担当者がいつまで担当してくれるのかというのもわかりませんしね。

そういう意味でも、自分の資産の中でも、アクティブファンドは、サテライト(サブ)の位置づけ。

そして、アクティブファンドの醍醐味は、何と言っても組み入れ銘柄を眺めることです。年一回の運用報告書で全銘柄を見ることができますが、どんな会社がレオスや鎌倉に選ばれているのか、こんな会社があったのかと毎回驚かされてばかりです。

勉強になりますよね。アクティブファンドは。

蛇足ですが、レオスや鎌倉に運用方針や運用体制に不測の事態が起きた場合には、ワタシとしては、JPX日経400を利用する可能性があります。JPX日経400は、ROEなどの定量評価に加えて定性評価も加味されているため、ワタシの理解ではインデックスではなく、半アクティブだと捉えていて、日経225やTOPIXよりは、まともな組み入れ銘柄になっていると思っています。

【インデックスファンドについて】
海外のアクティブファンドも興味あるところですが、ワタシが投資信託での投資を始めた頃にアジアやアセアンの新興国のアクティブファンドでとても高い信託報酬に驚いた通り、安価で利用できるものはなかなか難しいようです。大抵が、現地の運用会社に運用委託してる形で、元請けと下請けの二重に信託報酬取られる感じで高くなってしまうのかなという感じがします。

そういう意味で、海外・国際分散投資については、指数構成銘柄をそのまま持ってシンプルに市場平均を狙うインデックスファンドが適しているのではないかと思います。

世界全体の人口はまだ増えています。そして生活を良くしていこうという本源的な欲求が尽きないとしたら、国際分散投資は、その成長に託すことができるという面が大きいと思っています。

ですから、絶対利益追求と無理せずに、そのまま成長に乗っかっていく市場平均を確実に取るだけでいいインデックスファンドが安くて確実なのではないかと。

指数構成銘柄をそのまま持つだけの運用なので、ファンドの規模が大きくなろうが、運用が長期になろうが、あまり運用担当者の異動や寿命に左右されないのではないかというのも安心材料のひとつかと思っています。

リーマン・ショックなどの世界的にドカンと下がる場合もありますから、成長に乗って右肩上がりと簡単にいくとは思えませんが、ドカンと下がるにしても、市場平均以下にはなりませんから。下がり方も、平均までという納得は得られます。

反面、ドンっと上がるときも市場平均にしか上がらないのですが、そこはリスクとリターンの関係。

欲張らなければ大怪我もないはず、と信じます。

ですから、とにかく長期・分散・低コストがモットーで、自分の資産の中でも、コア(中核)の位置づけ。

インデックスファンドはとにかく、地味でシンプルですが、欲張らなければ大怪我もしない市場平均でいい、手をかけたくない、ほどほどでいい、という人向けです。
楽しくないし退屈で、自動積立にしたまま放置というのに適しています。

ワタシがブロガーの名刺に「インデックス投資家」と書いてある理由は、市場平均で充分で運用で全く欲張ってませんし、時間も手間もかけない主義です、という意味を込めています。

【REITについて】
REITも、インデックスファンドを利用します。REITの市場が小さいので値動きが大きく、また個別のREIT会社を調べて絞り込む手間を考えると、REITの市場平均で、あくまで物価連動に乗せておくという程度。
物価連動に強いということでは投資割合を増やしたい気もしますが、市場が小さくて値動きが大きいものなので、メインに据える度胸はありません。
世界で圧倒的な規模を占める株式や債券が伝統資産と言われるのに対して、REITは、オルタナティブ(代替投資)に分類されます。あくまでサブ。補助。福神漬程度のものだと思います。
分配金欲しさに、REITのアクティブ投信一本に賭けてる人が多いですが、いかに無謀なことか。

【セゾン投信の2ファンドについて】
切り口がいきなりセゾン投信で違和感ありますが、上記の枠組みで語りづらいので。
セゾン投信は、2つのファンドで、うまい商品構成になっていると思います。

セゾンのグローバルバランスファンドは、インデックスファンドのバランスファンドなので、資産形成のコア(中核)に据えて、国際分散投資で市場平均を取りに行く堅実な運用に利用します。
各国のGDP比例の世界経済インデックスファンドとキャラがかぶりますが、セゾンのグローバルバランスファンドは、株式・債券の時価総額比例ということで、どっちが優れてるかわからないので両方買っています。

セゾンのアクティブファンドは、資産形成の達人ファンドです。これは、世界各地域に強いと思われる運用会社をセゾンが選抜して、それに投資するファンド・オブ・ファンズです。セゾンと各社に二重に信託報酬を取られますが、国際分散投資でアクティブ運用となると、ワタシは、この構造がベストだと思います。
選ばれているファンドは、個人では買えず、機関投資家専用のものがメインで、その所有する嬉しさも醍醐味です。
二重の信託報酬以上にリターンが上がるかどうかですね。現時点のパフォーマンスは充分出ていますが、少し前までは、相当ひどいものでした。
見放さない、成果が出るまで待つ、という胆力は必要です。

【参考:ホームカントリーバイアス】
初心者、入門者が陥りがちなこととして、どうしても自国の日本の占める割合が8割とか飛び抜けて多くなってしまうことがあります。
これは、ホームカントリーバイアスって言うものです。
経済大国な日本ではありますが、GDPでの世界に占める割合はたったの7〜8%です。
また、新興国すべてのGDPを合計すると大体、日本と同じくらいの規模。
ですから、「国際分散投資の割合の目安が欲しい」という方は、先進国:日本:新興国=8:1:1くらいで考えておくと大きくホームカントリーバイアスに偏ることはないでしょう。
つまり、インデックスファンドの国際分散されたバランスファンドは、大体日本が10%くらいですから、日本を対象とするアクティブファンドは、本当に福神漬程度の割合ということになります。

【参考:債券・株式・オルタナティブ(代替投資)・コモディティ(商品)】
市場規模は、債券が60%・株式が30%・オルタナティブ(代替投資)5%・コモディティ(商品)5%くらいが目安。
債券はインフレに弱くまた、リスクが相対的に低い分、リターンは控えめになります。
ですから、セオリーとしては、年齢の数と同じ割合で債券を。30代なら30%くらい。みたいな。
あとは株式中心。
オルタナティブ(代替投資)と言われるREITとかコモディティ(商品)に類する純金とかは、せいぜい両方でリスク資産全体の1割り程度。

ワタシの場合は、国別では、日本はMAXで10%。

資産区分別では、REITと純金積立が合わせてせいぜい10%で、残りは、債券と株式が半々。という感じです。

ちなみに78歳の母もほぼ同じポートフォリオです。(純金積立はやってない)


【結論】
インデックスとアクティブは、二者択一ではなく、それぞれの特徴を踏まえた上で、一長一短ありますから、長所が生きるように活用すればいいのかな、と思います。

儲けもリスクもソコソコでという市場平均のインデックスを軸に、色気を出す部分はあくまで福神漬程度の割合で、というのがワタシの身の丈に合っています。

【関連ブログ記事】

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6 件のコメント:

  1. 資産投資のバイブルとして、毎日拝見してます。
    セゾン投信のバンガートグローバルファンドを積み立てていますが、資産形成の達人ファンドも始めようかなと思っています。
    いっさん様と同年代、教育費はあと2年、大急ぎで積み立てる予定てすが、すべてセゾン投信におまかせするのは危険なんでしょうか?
    (セゾンのこれからという意味ではなく、1ヶ所に集約する危険性です)

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    返信
    1. 熟女主婦さん、コメントありがとうございます。
      投信は受託会社で資産保全されますので、セゾン投信が倒産しても資産は残ります。
      一箇所という意味では、資産形成の達人は、バンガードバランスファンドと全く異なる設計で運用されているため、特に障害は見当たりません。
      資産形成の達人に代わる国際分散投資が可能なアクティブファンドでおすすめできるものが今のところないため、資産形成の達人と同じタイプをお望みであれば、セゾン投信になるかと思います。
      国内投信でもよければ、バンガートグローバルファンドをメインに据えて、8対2か9対1くらいの比率で小さく買うサブファンドの位置づけで、ひふみ投信が運用成績好調です。鎌倉投信も良いのですが、2年という短期を考えると鎌倉だとちょっと緩いかも知れません。参考になりますでしょうか?
      弊ブログへの来訪、ありがとうございます。
      またぜひ、いらしてください。
      書き込みもいつでもお待ちしております。
      教育費の積立、うまくいくことを祈念しております。

      削除
  2. 早速のお返事、大変嬉しく思います。
    お忙しい中、ありがとうございました。
    文章って人柄が出ますね。
    お返事を読んで、思わずニッコリしてしまいました(笑)

    書き方が悪くて申し訳ありません。
    教育費はあと2年(正しくは1年半)で終わります。
    自分年金を、これから10年余りで、急いで積み立てます。

    御指導ありがとうございます!
    大変安心致しました。
    資産形成の達人とひふみ投信、しっかり勉強して、なるべく早くに積み立てを開始したいと思います。
    バンガートグローバルを主軸に、ですね。
    主人が投資信託に拒否反応を示すタイプなので、私がガンガン頑張ります!(笑)

    これからも楽しみに読ませていただきます。
    微力ながら応援しております!
    たまに、素人色満載の書き込みをさせて頂くかもしれませんが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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    1. 達人ファンドの資料は、セゾンのサイトで手に入りましょう。ひふみ投信の資料請求する間に、SBIで買える、ひふみプラスの月次運用報告の動画がちょうど今日UPされました。
      https://trading0.sbisec.co.jp/vcube/seminar/seminar_ptb.do?Param1=2fb2b2107c7dab9b8a5a20cfc4c975b7d3313088&Param2=seminar_ptb
      ひふみ投信はレオス社の直販で、ひふみプラスはレオス社以外の販売会社で売るブランド。両方同一のマザーファンドで運用されますが、直販のひふみ投信は5年経った分から信託報酬が激安になる資産形成応援団があるので、ひふみを使うのであれば、レオスで直接買った方がおすすめです。この動画のような月次報告会も、対面の報告会への参加権利は直販のひふみ投信の投資家だけの特典です。ご参考まで。
      いい選択ができるよう、祈念しています。♪

      削除
  3. いっさんさんへ

    本記事はいっさんさんの投資内容が鳥瞰できる良い記事ですね。ブログの閲覧者は過去記事を丹念に読んでくれるとはかぎらないので、定期的にこのようなまとめ記事をUPするのはブログ運営のひとつのテクニックと思います。(少ししつこいくらいの頻度が丁度良い?)

    万年素人個人投資家のWATANKOと言います。インデックス投資を6年半、駄ブログを4年半やっています。貴ブログのリンクを貼らせていただきました。よろしくお願いします。

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    返信
    1. WATANKOさん、コメントありがとうございます。
      リンクもありがとうございます。
      とても嬉しいです。
      ブログは、まだ1年9ヶ月なので、こういうアドバイスは嬉しいです。
      初心者、入門者の方々向けに、共に歩んでいけるような記事内容を心がけています。
      今後ともよろしくお願いします。
      追伸
      ワタシもクルマ好きです。
      今は手放してしまいましたが、MR2(2型)を所有し、筑波サーキットのライセンスを取ってファミリー走行会に行ったりしてました。
      若かれし頃の車載カメラで1ラップ撮った映像です。
      お酒のつまみに御覧ください。
      https://www.youtube.com/watch?v=LVAE7Kd5gGQ
      今後とも弊ブログをよろしくお願いします。
      またぜひ来訪いただき、またアドバイスいただければ幸いです。

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