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2014年9月12日金曜日

老後までにいくら貯めるか。老後にどう使うか。

敬老の日を迎えるにあたって、資産形成と取り崩すイメージについてです。

モーニングスターの金融電卓機能で資産してみます。
http://goo.gl/5T9S95

【取り崩すイメージ】
順番逆ですが、取り崩すイメージから考えてみましょう。
先日発表された平均寿命80歳で60歳定年として、20年間、資産を運用しながら毎月25万円ずつ(公的年金がいくら支給されるか解らないので、ちょっと高めに月25万円と想定しますね。)取り崩して生活するイメージで計算してみます。
運用利回りは、各資産区分にほどよく国際分散したインデックスファンド(当ブログでよく紹介する世界経済インデックスファンドやセゾン投信のセゾンバンガードグローバルバランスファンドやeMAXIS8資産均等などのインデックスファンド)で年率3〜4%で想定するのが無難です。(リスクはありますので、確実とは言い切れませんが、資産運用での想定運用利回りは年率3〜4%が無難な線です。)

そうすると計算してみますと、4500万円貯めておきたいところ。

年率3%で運用しながら取り崩さないと、4500万円を25万円ずつ崩すと15年で枯渇します。

ですので、20年持たすには、年率3%で運用しながら、というのが必要です。

毎月25万円以上必要な方や、80歳以上の長生きリスクに備えるには、想定利回りの3〜4%以上を狙おうとすると、ハイリスクな無理な資産運用を想定せねばならず破綻リスクが大きくなりますので、60歳時点で4500万円以上用意する資産形成速度を考える感じだと思います。

でもね。9月12日付け日経新聞の記事ですが、、
100歳以上、最多の5万8820人 女性が87%
とかで、「日本人の平均寿命(13年)は男性80.21歳、女性86.61歳。」とか。

やりたくないですが、もし100歳までの40年の老後資金をとなると、さすがに毎月の取り崩しを節約して20万として、想定利回り3.7%で運用しながらという前提で60歳で5000万円用意しないとです。
5000万円あっても、運用も何もせずにただ毎月20万円使っていくと21年目を迎える前に枯渇する計算になります。
いや〜、お年寄りに、「元気で長生きしてくださいよ」なんて安直に言うのは無責任かも知れないけど、「お金かかるからほどほどに。。」なんて失礼なことを言うわけにもいかないので。。

【資産形成のイメージ】
元手ゼロで25歳から資産形成をスタートするとして、60歳まで4500万円になるように35年間コツコツと積立投資するイメージ。
計算してみますと、想定運用利回り4%。ギリギリ許容範囲ですね。

ほとんどゼロ金利の預金で貯めようとすると2100万円までしか積み上がりません。

ですから、元手ゼロでもう25歳以上の方や、毎月5万円はちょっと、、、という場合は、節約頑張るか収入多くなるように頑張らねばなりません。

ここでもやはり、想定利回り3〜4%以上を狙ってハイリスクな投資信託を選んで無理な資産運用を想定すると破綻リスクが大きくなります。

つまり投資信託の選択では無理せず、まっとうな想定利回り3〜4%な投信商品を大前提として据えて、収入増か節約によって、月5万円以上を捻出して投資に回して積み立てることです。

ちょっと、何か始めなきゃ、的な考え方になりませんか?

かといって、変な資産運用に手引されないようにしなくてはなりません。

そういう不安につけこんで、怪しい資産運用を勧めてくる人も少なからずいますので。

(銀行に行って相談というのも、カモがネギしょって来た、という典型的なパターンです)

地に足つけて歩きましょう。

【例】こういうのはやめといた方がいいでしょう。
<結論>
ざっくりした計算ではありますが、目安としては、あまりこういう試算は、記事や書籍などでもほとんど目にしたことが無いと思います。

個人個人によってライフプランが違いますからね。

ですので、あくまで目安ということで、60歳4500万円という線を考察してみました。

資産形成は、節約・資産運用・自分の稼ぎの3方向から考える必要があります。

自分の稼ぎを上げるのは容易ではない。

資産運用は、インデックスファンドで国際分散投資した年率3〜4%で想定するのが無難です。

そうなると、一番頑張れそうなのは、節約ということになります。でも長続きするやり方を探さないとただひたすら自分に忍従を強いるやり方では精神的にも貧しくなってしまいます。

節約は、削る、うまく使うの2本柱。このブログでも、追って少しずつ考察していきたいと思います。


【関連ブログ記事】

買うな!NGワード集

買ってはいけない投資信託の看破のしかた

千里の道も一歩から











2 件のコメント:

  1. こんな計算機!欲しかった!
    さっそくお気に入りに入れました!

    昨日、マネーセミナーについてきた無料コンサルティングを受けたのですが、
    その時に年金の話を聞いて、おぅふ…ってなってたんです。
    将来は年金の額も下がるだろうし、支給年齢も引き上げられるだろうし、物価も違うだろうし。
    今やってることをそのまま続ける気持ちに変わりはないのですけど、いったい自分がいくつまで生きるのかわからないっていうのが一番気になるところで^^;

    運用しながら取り崩すって、昨日そんな風には言われなかった!
    貯まった分を崩していくための計算はしてくれたんですけど、運用しながらだとお金の寿命?も伸びますよね。
    わたしは単純に、取り崩した分だけ減っていくイメージはあったけど、運用されてるイメージは全く無かったです。そかそか。
    じゃあ、必要以上にプレッシャー感じなくてもいいんだなー。
    積立金額をもっともっと増やさないと全然足りないよ (_ _*)・・・シュンてなってました。
    毎月の貯蓄から投資に回す方法まで提案されたので、「むむ? それだとほとんどリスク資産になっちゃうやん?」 と思ってそれ以上聞くのはやめました^^;
    いまは自分の精一杯で積み立ててるので、他で余裕を作り出せるように努めていきたいと思います。

    あとはお金も心配ですが、長生きすると一人の時間も長くなるってことなので。
    不安になりすぎるとマイナス思考に偏ってしまうから、長生きに耐えられる時間の楽しみ方を探そう*^^*

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    返信
    1. USAさん、コメントありがとうございます。
      本当にこのブログをさかのぼって読んでくださってるのですね。
      ホントに嬉しいです。光栄です。
      出口戦略といって、資産形成をどの時点でどういうカタチで終えるのかは、他のブログでも、金融専門家でもあまり触れられないテーマです。
      ただ、平均寿命が85歳な時代。95歳くらいまで生きる人も決して少なくないだろうということで野尻哲史氏の本とかでは、95歳までの老後資産を考えておくべきだという警鐘が鳴らされています。
      そうなると、このエントリで触れたように、「運用しながら取り崩す」のと単に取り崩すのと大きな違いが出てくる以上は、60歳以降の35年も、決して大きなリスクを負えないまでも、「資産形成」は続けざるを得ないのではないかというのが、このエントリでの試算で言いたかったことです。35年もあれば、60歳で貯め込んだ資産もさすがにインフレによって購買力が低減してしまうでしょう。
      この金融電卓では残念ながらインフレ率による資産低減を盛り込む機能がないのですが、でもインフレ率を相殺した状態での実質3%くらいで運用していかないと到底足りなくなるということを言っています。
      まぁ、その60歳以降の35年間にどんな景気のうねりになるか分かりませんので、現役世代のように、バイアンドホールドというよりも、そこそこ上がった時に利益確定の売却、また相場が下がった時に買付け、というカンジの運用になるかと想像しますが、それにしても、60歳までのことが論じられすぎていて、60歳以降もまだ35年くらいあるんだぜ、という厳しい現実があるのです。
      ワタシからすれば、現役であと12年の後に、その35年があるということで、切実です。
      まだここのところに切り込んでるブログはないというか、目が向いてないところなので困った状態ではありますが。
      コメントありがとうございました。いつも本当に嬉しいです。
      今後とも弊ブログをよろしくご愛顧ください。

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