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2013年7月9日火曜日

ひふみ投信「ひふみアカデミー」に参加してきました。

今日7月9日(火)は、ひふみアカデミー(ひふみ投信の月次運用報告会と投資よろずQ&Aの会)に参加してきました。

会場に到着していきなり驚き。

たくさんの椅子が前向きに配置されていて、セミナーっぽくなってる(笑)。

机なし!

100人はいたんじゃあないかと。

これだけの人数が居ながら、室温調節が良くて、丁度いい温度でした。これ大事。

以前、ワタシが毎月のように参加してた時は、椅子と長机は長方形に配置され、参加者は10人弱くらいで、とてもインディーズなカンジでした。

人数少ないから、何度も質問できたりしてね。

あぁ、メジャーになったんだな、と少々寂しくなりましたが、規模が順調に拡大してるのはいいことですよね。

毎月、月次運用報告書は、ひふみアカデミー当日にUPされるんですが、今回は数日前にUP。

これは事前に見ておけるので、とても助かりますって、執筆する方は大変だと思いますが、とてもいいなと思いました。

月二回の発行を一回にしてでも、セミナーの数日前のUPに命賭けた方がいいかなと思います。

1時間半のセミナーは、以下の3部構成です。

  1. USTREAM中継ありの月次運用報告会(藤野さん、渡辺さん)
  2. 会場の人のみのQ&A(藤野さん、渡辺さん)
  3. 運用チーム新メンバーの皆さんがそれぞれの企画でひとこと(八尾さん、片山さん、栗岡さん)

1.月次運用報告会(USTREAM中継アリ)

  • 6月はファンド設定以来、最悪の月
  • 中国のシャドーバンキングのリスクを加味して攻めるより守りのポートフォリオ(景気敏感を避けて、TOPIXと連動しない銘柄中心。)に組み替えた。結果、月中から月末にかけて大型株が上がり、ついていけなかった。
  • ひふみで初めて百貨店の株を組み入れた。足元の決算が良く今後の上昇も見込め、中国のリスクと為替の影響を受けづらいとの考え。
  • 事前質問への回答を1つ披露。「アメリカの金融緩和の行方について」 ⇒ とかく、アメリカが経済の中心で、良きにつけ悪しきにつけ影響の震源地である。中国の不動産バブルやシャドーバンキングの不良債権問題がリーマンショックを彷彿させる。他方、統計データを見てみると、非農業区分の雇用は順調で、これが金融緩和縮小するのではないかという憶測を呼ぶ一因となっている。住宅や乗用車の消費傾向は右肩上がりの傾向である。しかし、一方で企業経営者層の景況感はイマイチである。
  • 7月は6月の負けを取り返したい。ポートフォリオは、「TOPIXにしがみつくクリンチ戦法」を解いてTOPIXと距離を置いた。TOPIXが暴騰しない限り、勝算あり。

2.Q&A(これより会場のみ)

  • 質問;6月の「負け」について、過去のセミナーでは、「金融緩和にはついていかない」「アベノミクスにはしがみつくクリンチ戦法」と一貫性がないように思える。
  • 回答;結果には質の良し悪しと運の側面があると思う。結果を出すことはプロとして当たり前に目ざしている。「質の良い負け方」については、銘柄選定は、TOPIXから離れる銘柄組み換えを行った、という意味では問題は無かった。「質の悪い負け方」については、今回、ひふみの特徴である現金比率の自由度で、現金比率を高めていた結果、TOPIXの動きについていけなかったのはコントロールミスと反省。運の側面では、TOPIXが想定外の上がり方を見せたのは、運がなかった。①会社訪問をこまめに行い丁寧なリサーチを行うこと ②思い切りの良さの2点はひふみの良さとして大事にしていきたい。
  • 質問;目先の騰落を追うあまり、近視眼的になるのは怖いし、他方、現実から目を外らして遠視眼的になるのも良くない。どうバランスを取っているのか?
  • 回答;ファンド規模が大きくなって客数も増えていろんな意見が増えた。客の意見に耳を傾ける謙虚さは忘れたくない。しかし、取捨選択が必要。
  • 質問;REITはどう?
  • 回答;インフレに強いと言われており、今下がっている。短期的には苦しいかも知れない。金利が上がると、REITを大量に保有している機関投資家が国内外の債券に資金を移動する動きが想定される。
  • 質問;オリックスを組み入れる旨、4月5月のセミナーで言っていたが、今、組み入れ銘柄から消えている。
  • 回答;オリックス自体の良し悪しで組み入れていたわけではない。ノンバンクでは時価総額が大きかった。三菱東京UFJ銀行やトヨタ自動車、三菱地所といったTOPIXに連動する銘柄という理由で組み込んでいたが、今般、TOPIXから離れる動きの一環で外した。組み入れるかどうかは企業自体の良し悪しではなく、ポートフォリオの中のバランスで考えるのが重要だ。
  • 質問;中国のシャドーバンキングは、第二のリーマンショック到来であるかのように、中国の影響がデカイのはなぜ?
  • 回答;問題が顕在化した理由としては、①中国経済の悪化、②新興国の景気減速で新興国からの資金流出。中国が総本山となっている。中国は、国内政策の打つ手が早く的確で、リーマンショックから立ち直るのが一番早かった。マンション需要増加で好調だった鉄鉱石などの資源やエネルギーの需要が、中国の減速により、下がってしまう。資源国は軒並み逆風を受けることになる。さらに、中国の統計情報開示が無くなったのは、企業の場合でも、不健全=ゆゆしき問題、であることが多く、閉鎖的になるのが良かった試しはない。
  • 質問;消費税増税による影響は?
  • 回答;増税があった場合、消費が冷える。ひふみで初めて組み入れた百貨店株も影響を受けると思われる。女性の消費は大きく減退すると思う。景気の腰折れに繋がる可能性がある。増税がない場合、財政・国債についての信任が怪しくなる。どちらにせよ、TOPIXから乖離するポートフォリオに組み替えたのが安全策と思っている。9月、10月に消費税増税前の駆け込み需要有無や経営者の判断が明らかになってくると思われる。
  • 質問;アベノミクスの第三の矢が漠然としてて解らない。
  • 回答;①法人税の減税②労働雇用の柔軟性・流動性確保(クビを切りやすくなる)の2点が即効性がありそうで、女性活用・農業振興・新事業奨励などは即効性がなく、目立たない。財務省と政府の間で、法人税減税の代替で消費税を上げるなどのバーターはありえる。

3.運用チーム新メンバーのひとこと
<八尾さん>

  • 地理的な側面も投資の参考になるかも知れない。北関東に個性的な企業が多い。土地柄、県民性などの影響要素の仮説を展開。

<栗岡さん>

  • 企業家大賞(リンク)の授賞式を見学した。受賞企業の傾向として、①身の回りのものをレベルアップした企業②知識ベースでグローバル展開を狙う企業③ネット企業の3つの傾向が見えた。身近なものに答えがあると信じてリサーチに奔走してファンドに貢献したい。

<片山さん>

  • 全ての上場企業のリリース情報を毎日見ている。全数調査で、ポジティブ要素はもちろん、ネガティブ要素もピックアップしている。地道に確実にファンドに貢献でき始めている。引き続き頑張りたい。

久しぶりに参加しましたが、相変わらず密度の濃い、「アカデミー」と名乗るだけあって、勉強になります。

準備も手がかかってるので、心に響きます。

毎度、感心するんですが、遅刻や途中退出が一切無い、素晴らしいものです。

是非、一度、参加してみては?

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それから。まったくの蛇足ですが。。

最近のレオスキャピタルワークスの気になることとして、ツィッターとかフェイスブックで毎日、基準価額を報告してること。

この報告を毎日楽しみにしていて日々のプラマイで一喜一憂する人には、あまりひふみを買ってほしくないですね。

急落したところで換金したり、利益確定に走ったりで、運用が乱れそうな気がします。

あと、TOPIXに勝ったの負けたの、というのも気にしない人向けだと思います。ひふみは。

我道をいく運用で、低迷相場で掘り出し物を見つけて出し抜いて驚かせてくれたり、堅調な相場なのに何でそんなに派手にコケるの?という、協調性のないカンジが、分散ポートフォリオにひふみ投信を組み入れる意義とひふみ投信を持ってる醍醐味なんだとワタシは勝手に思っています。

ワタシは、そういう、ひふみ投信を愛しています。

今後ともよろしくお願いします。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

<今月ワタシが参加予定の、「コツコツ投資」関係の集まり>

11日(木) 草食投資隊・草快塾

20日(土) 「セゾン号」の長期投資入門

21日(日) コツコツ投資家が集まる会 所沢 #13

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