広告

2013年6月25日火曜日

カンタンな年金制度の話

年金制度、理解できてる人、少ないと思います。

お給料から天引きで年金納付してるまま、何がどうなってるのか解らない。

AIJ事件って、大変そうだけど、年金制度と絡めて説明できますか?

なぜかあまり説明してある本とか情報がない年金制度。

非常に漠然とした不安で、自己防衛として、少額でもコツコツ積み立てて資産形成中の人たちもいます。

ワタシもその一人です。

でも実は、ワタシ、よく年金のことを知らなかったんです。

我が国の年金制度は、「三階建て」構造になっています。

【一階部分】
いわゆる国民年金です。

20歳から誰もが加入しているものです。

有名人の「未納事件」とかありましたけど、私たちは、国民年金、いつどう納付してるのでしょうね?

それは、【二階】の年金と併せて一緒に納付してることになります。

【二階部分】
厚生年金(会社勤め)、共済年金(公務員)です。

これは、一階部分と併せて一緒に給料から天引きになりますが、一階の国民年金がみんな一律の同じ金額であるのとは異なり、給料の多寡に応じて納付金額が変わります。

一階、二階とも、オレンジ色の年金手帳に記載されてる基礎年金番号で管理されています。

ねんきん特別便で確認できるのも、この二階部分の納付金額です。

IDとパスワードを登録すれば、「ねんきんネット」でも確認することができます。

万が一失業する場合は、二階部分に相当する分も併せて一階部分の国民年金を納付する手続きを市町村区役所で行うことになります。

【三階部分】
二階までの方々もおられますが、この三階部分は、自助努力に該当する制度になります。

いわゆる企業年金です。

会社勤めの場合は、

  1. 確定拠出年金
  2. 確定給付年金

のいずれかになります。

確定拠出年金は、自分で選んだ金融商品で自己責任で運用するものです。

確定給付年金は、会社が運用機関を選んで運用を委託し、一定額の給付額になるように運用していくものです。

こう並べてみると、確定給付年金の方が会社にリスクを負ってもらって、給付される年金額が保証されてる感じで、良さそうな気がしますが、残念ながら、AIJの事件はこのパターンです。

多くの企業が、この確定給付年金の運用で、運用成績が芳しくなく、確定給付額に足りない部分を会社で背負うことになります。

それも会社がやればいいじゃんということで給付される年金は確保されるような気がしますが、そんな補填を抱えて会社が破綻してしまえば、全てが吹っ飛ぶものです。

つまり、年金もらえなくなります。年金払ってくれる会社が無くなっちゃうんですからね。

AIJ事件も、運用が芳しくない企業が、苦し紛れに、高利を謳うAIJに一発逆転を賭けた結果、運用成績の捏造と運用の事実さえも無い詐欺に遭って社員の大事な年金の大半を失ったということです。

今日6月25日のニュースですが、年金運用会社に行政処分を勧告 NHKニュース
これも、苦し紛れの確定給付型の企業年金運用の破綻です。

確定給付なので、会社が損を埋めるんですが、詐欺なんぞに遭ってたら、損失補填で会社が倒産しちゃいますよね。

一方で、確定拠出年金は、自分で金融商品を選んで運用成果は自己責任になりますが、掛金が所得税計算から除外になり節税できるなど、有利な面がいろいろあります。

自己責任の運用成果がそのまま年金で給付される金額を決定づけることになりますから、シビアで厳しい感じがします。

誰か責任持って、年金額を保証してよ。と言いたくなります。

でも、このように確定給付にせよ、確定拠出にせよ、両方とも厳しい道のり。

これが現実なのです。

<ワタシが先日書いたエントリへのリンク>
確定拠出年金を利用しよう

三階部分が無い会社の方や自営業などの方々は、個人型確定拠出年金の利用が可能です。

参考リンク
モーニングスター個人型確定拠出年金のポータルサイト

ワタシは、企業型確定拠出年金を利用していて、会社が毎月定額を拠出してくれるのを、ワタシ自身が選んだ金融商品(ワタシは投資信託。MSCI-KOKUSAIのインデックスファンド)で運用しています。
初めは、元本割れしたくないので定期預金を選んでましたが、いろいろネットで調べて、
「60歳になるまで引き出せない確定拠出年金こそ、超長期で運用できるのだから、思い切ったリスクを取るのが得策」
という、ある専門家の意見を採り入れて、全額投資信託にしました。

おかげで、かなりの含み益が出ています。

【四階?部分】
三階部分は、「自助努力に該当する制度」ですが、四階(?)は、自助努力の個人の資産形成です。

株取引をしたり、投資信託を利用したり、「個人投資家」として資産運用する世界です。

我らが「草食投資隊」が提唱する世界ですね。

〜〜〜〜

以上が、カンタンな年金制度の話、でしたが、いかがでしたでしょうか?

公的年金だけでは心元ないですよね。やっぱし。

制度としては、よく考えたなぁ、と思うほど解りづらいものですが、やっぱし不安感じますよね。

一階、二階の公的年金で、怖いのは、自分の掛金を将来受け取る「積立方式」でなく、今シニア層がもらってる年金を現役世代が今、払うという「賦課方式」だということです。

少子高齢化になる一方で、「賦課方式」が続くとどうなるか??怖い。

確定拠出年金も、超長期運用にも関わらず、元本保証の定期預金とかを選ぶ人が大半で、なかなか殖やせない状況ですし、四階(?)部分については、超低金利の預貯金に沈んでてこれもなかなか殖やせない。

例えば、今、手元に10万円あるとして、そのまま殆ど利息が付かないまま、20年先に、10万円で何が買えるのでしょうか?

未来のことはわかりませんが、でも、今より20年前の10万円と今の10万円、と比較すると、ぞっとします。

ワタシが思うに、三階部分で確定拠出年金を選べるのなら活用し、税効果も含めて、投資信託とか元本割れリスクはありますが、超長期による殖やせる可能性を採るしかないかなと。

そして、少ない金額でもいいから、四階(?)部分でも、自助努力で投資信託とかを活用して、我らが「草食投資隊」が提唱する、長期・分散・低コストの資産形成に取り組むと。

とゆー感じなんですが、いかがでしょうか?

(ってスミマセン。このブログは、コメント書き込みできません。)

0 件のコメント:

コメントを投稿

自由にコメントをお書きください。忌憚ない意見や感想をぜひ♪
さかなクンのように、「いっさん」で結構です。「様」とか「さん」とか要りません。
ワタシへの連絡もここにお書きください。
ただし、コモンズ投信株式会社の関係者については、記事削除の強要や、ワタシが事実を書いているのに事実無根という全く根拠の無い言いがかりや、名誉なんてないくせにいちいち名誉毀損と言い、いちいち弁護士による係争をチラつかせた脅迫コメントしか書かないため、コメント欄の使用を禁じます。